どうも、僕です。
今日はちょっとカメラのマニアックな話を。

僕はカメラマンになって大体20年行かないくらいのキャリアになります。
キャリアのスタートに見習い期間を含めるのか、独立してから考えるのか…
などがよくわからないので、まあざっくり20年行かないくらい、と言っています。

その20年くらいの期間を、ずっと同じメーカーのカメラを使ってきました。
別に深い意味があるわけじゃないです。
最初に勤めた会社(この会社でカメラマンデビューしました)の使用機材がニコンというメーカーだったので
そこからずっとニコンのカメラを使っていました。
フィルムの時代に写真を始めて、デジタルカメラに移りゆく中でもずーっと仕事の道具はニコンでした。

意外かもしれませんが、カメラマンはそういう方が多かったりします。
僕の時代はニコンかキャノンがプロの道具、なんて事を言う先輩もいました。

カメラもニコン、レンズもニコン、その他の道具もカメラにつながるものはみんなニコンでした。

昨年、ひょんなことからミラーレスのカメラとコンタックスのカメラを手に入れることができたんですが、
遊び半分で撮ってみたらびっくり。思った以上に、何というか…「エモい」んです。

正直な話をしてしまうと、実のところ僕はレンズの良しあしなんてわかりません。
仕事で使えるカメラ、レンズの見分けくらいはできますが、描写が…ボケが…収差が…というレビューを見ても
「よく分からんなあ」というのが正直な感想です。
なので、よく分からないのは使ってみる、という方法で検証してみることにしています。
良ければそのまま使い、そうでもなければカメラ屋さんで売る。
ずいぶんお金を無駄にしてきました。

そんな僕でもわかるエモさ、カメラマン生活20年行かないくらいの僕には衝撃でした。
妻に熱弁し、クライアントに訴え、被写体さんに話しました。

「よくわかんないです。良い写真を撮ってくれればそれで良いですよ!」

ですよねー。